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願望から現実へ15

私はYの話を聞きながら、元彼女を寝取られた時のことを
思い出していました。夢2というエントリーで触れた、遊び人
タイプの男に元彼女を寝取らせたときのことと、夢3という
エントリーで触れた、寝取られの後で感じた震えるような心の
飢えについて思い出していたのです。

その男は私とは正反対のタイプでした。
町でナンパした素人女性と交わることに飽き、男を手玉に取る
職業であるキャバ嬢を専門に堕とすことを好んでいた男です。
いわゆるチャラ男タイプの男でした。

対する私はその男とは対局にいるタイプでした。
クソ真面目で融通の利かない、遊びとは縁がないタイプです。
元彼女も、そしてYも。私の真面目な部分を好いてくれていたことは
解っています。しかし、正直に言ってしまえば、私は自分の真面目な
性格がコンプレックスでもありました。

自分でなれるかは別にして-いいえ、自分では絶対になれないタイプ
だからこそ、遊び人タイプの男に対する憧憬と、同時に侮辱のような
両極端の感情を抱いていたのです。

そして、もう一つ告白するならば、考えるだけでも胸が苦しくなるの
ですが、もう一人の男の姿が脳裏に浮かんでいたのです。

その男は、常に人々の輪の中心にいる存在--Yの姉とそっくりな
存在でした。誰とでもすぐに仲良くなることが出来て、常に周囲に
男女問わず大勢の人間の笑いが満ちている存在。

私は常々その男の存在が疎ましく、そして妬ましいと感じていました。
それでいて心の底から憎みきれないという苦しいジレンマを抱えて
生きてきました。

…その男は、私の「弟」でした。

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Re: 寝取られ快感

ともさん

今週は更新をお休みさせていただきます
申し訳ありません

またおいでください

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