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姉、そして弟姉3

しばらく押し黙った後で、Yは尋ねました。
「私が弟さんに抱かれているところを想像しましたか?」と。
詰問している調子ではありませんでした。極力感情を出さぬように
平坦な口調でした。だからこそ逆に、生理的な嫌悪を感じていることが
ありありと伝わって来たのです。

私は正直に応えました。想像しようとしたが、踏み込んではならない
領域に踏み込んでしまいそうで、想像するのをやめてしまった、と。

私の答えを聞き、Yはまた考え込みました。
彼女の雪のように白い額の下では、様々な想いが目まぐるしく
展開していることが感じられます。私は黙ってYの考えがまとまる
のを待ちました。

やがてYは意外なことを言ったのです。
「相互オナニーしませんか?」と。話の流れからして、Yが弟に
抱かれている場面を想像しての相互オナニーをしよう、そう誘われ
ていることは何となく解ります。しかし、それを口にするのは憚られました。
-間違っていたら軽蔑されそうな気がしたのです。

さらにYは言葉を続けました。
「mitsuさんが妄想の主導で姉を抱いている場面を想像して」そして彼女は
続けたのです。「私が主導で弟さんに抱かれている場面を想像しながら、
相互オナニーをしませんか?」と。

私はしばし言葉を失いました。
Yが求めたのは、私が想像していた形(私主導で弟がYを抱く想像、
そしてY主導で私がYの姉を抱く想像)とは違い、私主導で私がYの姉を
抱く想像を。また、Yが主導で私の弟がYを抱く場面を想像しようという
誘いだったのです。

主導の逆転が何を意味するのか。その時の私には想像も
出来ませんでした。すると私が戸惑っている様子から察したのでしょう。
Yが「mitsuさん、そして私も、弟さんや姉に何かを投影しているような気が
するのです、私はそれが知りたいのです」と。

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Re: 寝取らせ夫婦

ともさん

お待ちしていただいてありがとうございます

またおいでください

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