別れの爪痕3
- 2018/11/17
- 18:59
一週間と少し後、祝日の昼に私達-
私、彼女、友人はラブホテルの一室にいました。
あからさまな敵意と呆れ、そして諦めが友人と彼女から
感じられました。
彼女と友人から、「こんなことに何の意味がある?」
と何度も問われました。交わる直前まで中止するように哀願
されました。それでも私は折れることはありませんでした。
意味などないのです。
ただ彼ら2人を辱めるという以外には、何も。
20年以上前、浅野忠信主演のフォーカスという映画がありました。
映画の中で、まったくその気のない男女が無理矢理交わらせられ
るシーンがありました。その時の男と女の情けない顔。無様かつ、
滑稽なセックス。私にはその様がプライドと人間の尊厳を踏み躙る
最大の辱めと感じられました。
必死に謝り、妻に話さないで欲しいと懇願する
友人の姿を見ていて、ふとフォーカスのあの場面が
思い浮かんできた。ただそれだけだったのです。
シャワーを済ませ、前戯を終えた後、いざ交わろうとした彼女と
友人でしたが、このような異様な場と、セックスを強要されている
という屈辱感もあったのでしょう。友人のペニスはまったく勃起しま
せんでした。
友人は必死にペニスをしごいて勃起させようとしましたが、まったく
反応しません。彼女に頼んでフェラチオさせましたが、下手なフェラ
チオではまったく変化は起きませんでした。
「やっぱり無理だよ」と、友人がへらりと媚びたような
笑いを浮かべ、私の方を見ました。
私の体の奥底で、黒くどろりとした液体が蠢き、
それは凄まじい熱を伴って全身へと送られていきました。
特に耳が熱かったことを覚えています。
私はベルトを外すと、それを片手に、ずり下がる
ズボンをそのまま床に残し、2人の元へと向かいました。
友人はどうやら3Pをやるつもりと思ったらしく、下卑た笑い
を浮かべ、譲るかのように一歩彼女から離れました。
私は何も言わず、ベッドの端に立っている友人の尻に
向かってベルトを振り下ろしました。彼はまるで熱湯に
入れられた海老のように飛びはね、壁にしたたかに体を
ぶつけると、ベッドに突っ伏しました。彼は反抗的な目つき
で、文句を言おうと顔を上げました。彼が口を開きかけた
瞬間、私はもう1発、背中に思いっきりベルトを振り下ろしました。
その時の私は妙に醒めた感覚でした。
場の空気や、友人、彼女の感情や感覚までも完全に皮膚感覚
で把握出来ていました。これがサディストの感覚とでもいうので
しょうか。あと1発ベルトを見舞ってやれば、友人の心が折れる
ことも感覚で解っていました。
それは間違いではありませんでした。
尻に思いっきりベルトを見舞ってやった後、彼は完全に心が折れ、
抵抗する気をなくしたのです。
私は、何をされるのかと怯えている彼女の前に立つと、顎に手を
添えて顔を上げさせました。少し口が開きました。私は無理矢理
ペニスをねじ込みました。そしてオモチャのように喉の奥を犯し始
めました。彼女は恨めしそうな目つきで私を見ながら、苦しげにえ
づきました。
しばらくそうやった後で、私は彼女の顔を抱き寄せると、先ほどまで
ペニスを咥えていた唇を奪いました。激しく唇を舐め、啜りました。
不思議なことが起こりました。彼女の体から強ばりが抜け、唇を私
に預けたのです。敵愾心の塊だった彼女の心に隙間が生まれた
ことが解りました。私は彼女の髪を撫でながら、「舐めてくれる?」
と尋ねると、彼女は従順に従いました。
そのやり方は元彼女を寝取らせたとき、別の友人がやった
女を従わせる方法をまねた物でした。鞭とアメは想像以上
の効果があったのです。
それだけではありません。彼女は自分のセフレが辱められる姿を見、
間違いなく興奮していました。女性器は溢れるほどに濡れており、太もも
から伝った愛液がシーツに落ちていたほどでした。
それ以降の彼女は言いなりでした。
私がバックから挿入しようとすると、自分から挿入しやすいよう
に腰の位置を調節したり、足を開いたりと、媚びたような笑みを浮
かべながら、自ら受け入れるような態度をとったのです。
背中と尻に赤いミミズ腫れを背負った友人は
恨めしそうに私を見ていました。
そう、その時の私は、予期せぬ事に寝取る側になっていたのでした。
私、彼女、友人はラブホテルの一室にいました。
あからさまな敵意と呆れ、そして諦めが友人と彼女から
感じられました。
彼女と友人から、「こんなことに何の意味がある?」
と何度も問われました。交わる直前まで中止するように哀願
されました。それでも私は折れることはありませんでした。
意味などないのです。
ただ彼ら2人を辱めるという以外には、何も。
20年以上前、浅野忠信主演のフォーカスという映画がありました。
映画の中で、まったくその気のない男女が無理矢理交わらせられ
るシーンがありました。その時の男と女の情けない顔。無様かつ、
滑稽なセックス。私にはその様がプライドと人間の尊厳を踏み躙る
最大の辱めと感じられました。
必死に謝り、妻に話さないで欲しいと懇願する
友人の姿を見ていて、ふとフォーカスのあの場面が
思い浮かんできた。ただそれだけだったのです。
シャワーを済ませ、前戯を終えた後、いざ交わろうとした彼女と
友人でしたが、このような異様な場と、セックスを強要されている
という屈辱感もあったのでしょう。友人のペニスはまったく勃起しま
せんでした。
友人は必死にペニスをしごいて勃起させようとしましたが、まったく
反応しません。彼女に頼んでフェラチオさせましたが、下手なフェラ
チオではまったく変化は起きませんでした。
「やっぱり無理だよ」と、友人がへらりと媚びたような
笑いを浮かべ、私の方を見ました。
私の体の奥底で、黒くどろりとした液体が蠢き、
それは凄まじい熱を伴って全身へと送られていきました。
特に耳が熱かったことを覚えています。
私はベルトを外すと、それを片手に、ずり下がる
ズボンをそのまま床に残し、2人の元へと向かいました。
友人はどうやら3Pをやるつもりと思ったらしく、下卑た笑い
を浮かべ、譲るかのように一歩彼女から離れました。
私は何も言わず、ベッドの端に立っている友人の尻に
向かってベルトを振り下ろしました。彼はまるで熱湯に
入れられた海老のように飛びはね、壁にしたたかに体を
ぶつけると、ベッドに突っ伏しました。彼は反抗的な目つき
で、文句を言おうと顔を上げました。彼が口を開きかけた
瞬間、私はもう1発、背中に思いっきりベルトを振り下ろしました。
その時の私は妙に醒めた感覚でした。
場の空気や、友人、彼女の感情や感覚までも完全に皮膚感覚
で把握出来ていました。これがサディストの感覚とでもいうので
しょうか。あと1発ベルトを見舞ってやれば、友人の心が折れる
ことも感覚で解っていました。
それは間違いではありませんでした。
尻に思いっきりベルトを見舞ってやった後、彼は完全に心が折れ、
抵抗する気をなくしたのです。
私は、何をされるのかと怯えている彼女の前に立つと、顎に手を
添えて顔を上げさせました。少し口が開きました。私は無理矢理
ペニスをねじ込みました。そしてオモチャのように喉の奥を犯し始
めました。彼女は恨めしそうな目つきで私を見ながら、苦しげにえ
づきました。
しばらくそうやった後で、私は彼女の顔を抱き寄せると、先ほどまで
ペニスを咥えていた唇を奪いました。激しく唇を舐め、啜りました。
不思議なことが起こりました。彼女の体から強ばりが抜け、唇を私
に預けたのです。敵愾心の塊だった彼女の心に隙間が生まれた
ことが解りました。私は彼女の髪を撫でながら、「舐めてくれる?」
と尋ねると、彼女は従順に従いました。
そのやり方は元彼女を寝取らせたとき、別の友人がやった
女を従わせる方法をまねた物でした。鞭とアメは想像以上
の効果があったのです。
それだけではありません。彼女は自分のセフレが辱められる姿を見、
間違いなく興奮していました。女性器は溢れるほどに濡れており、太もも
から伝った愛液がシーツに落ちていたほどでした。
それ以降の彼女は言いなりでした。
私がバックから挿入しようとすると、自分から挿入しやすいよう
に腰の位置を調節したり、足を開いたりと、媚びたような笑みを浮
かべながら、自ら受け入れるような態度をとったのです。
背中と尻に赤いミミズ腫れを背負った友人は
恨めしそうに私を見ていました。
そう、その時の私は、予期せぬ事に寝取る側になっていたのでした。