そこまでのやりとりが終わった時、完全にKはトランス状態に
なっていました。虚ろな視線を宙にさまよわせながら、股間ではチュ
クチュクという水音が響く。彼女は脳内で繰り広げられている
場面をそのまま口に出しているような状態にあったのです。
私もまた、Kに引きずられるように浅いトランス状態へと
入っているようでした。Kの脳内で繰り広げられている凌辱劇が
私の脳内でも繰り広げられていたのです。その淫靡な光景を見ながら、
右手でペニスをしごかずにいられなかったのです。
私はその先が知りたくなりました。
なおもKの想像を引き出そうとしたのです。
…ところが、そうはいかなかったのです。
「それからどうした?」と私は先を促しました。
しかし、Kは応えませんでした。
完全に想像の世界に入っている様子で、
ひたすら股間の指を動かし続けていたのです。
こうなると何を言ってもKの耳には届きません。
彼女がこちらの世界まで戻ってくるまで待つ他ありませんでした。
私は酷い喉の渇きを覚えました。
二人の熱が…異様な熱気が薄闇の寝室にじっとりと
籠もっていました。
サイドテーブルのペットボトルに手を伸ばしました。
その時です、私はベッドの上に乱暴に押し倒されました。
そして暖かく濡れた感触が首筋に触れました。