2ntブログ

記事一覧

目12

人里離れた古民家を取り巻く闇がより一層重み
を増したように感じられました。

私は声を喪っていました。

「Yを”共有妻”にしたい」
というNさんの言葉自体は理解出来ていました。
写真の女性と交わっているように、Nさんがもう一人の夫としてYと
交わるという意味です。

しかし、私にはそれが酷く非現実的に感じられました。
まるで映画かドラマでも見ているような、どこか他人事のように
遠いモノとして感じられていたのです。

特にその印象を強くしていたのは、一葉の写真の存在でした。

擬似結婚式の最後の写真だと思われるそれは、
乱れたベッドの上で脱力した女性が、大きく足を開いている写真でした。

満足げで、情交の後の気だるさを感じさせる表情からは、
カメラの向こう側、Nさんに向けて確かな信頼とともに、妖艶な媚びを
含んだ笑みが向けられています。

何よりも印象的だったのは、女性の性器でした。
恥丘は綺麗に剃毛されていました。そこに大量の精が放出されて
いました。それも、私でも望めないほどの濃さ-指で摘めるほどの粘度を
感じさせる精液の塊が残されていたのです。

それだけではなく、うっすらと口を開いた茶褐色の女性器からは、
どろりとした粘っこい精液が零れ、尻の方へと伝わっています。

仮に避妊もせずに情交をしたのだとすれば、間違いなくその
女性は妊娠していたに違いない。そう感じさせるほど活力に満ちた
精液だったのです。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: ネトラレ花嫁

ともさん

毎回ありがとうございます。
期待に応えられれば良いのですが。

またおいでください

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

mitsu

Author:mitsu
当サイトの著作権はmitsuにあります。
文章の無断転載、引用等はご遠慮ください。

カウンター

全記事表示リンク