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Yの性欲

私はAさんとKさん、お二人とメールのやりとりを始めました。
改めて自己紹介を交わした後で、何通かのメールのやりとりを通じ、
徐々にお二人の性格が解ってきました。

Aさんをひと言で言うなら、まず行為がある方でした。
行為を通じ、信頼関係を築き、その上で相手の女性の心を開いていく。
心は行為の後に付いてくるという考え方の持ち主でした。

Kさんは真逆の方針で、相手を見つつ、まずはじっくりと信頼関係を築いた
上で、行為に入っていく。時間を掛けて心を開いてから、体の調教に入って
いくというタイプでした。

私はAさんとKさんに、私とYの抱える「枷」について伝えました。
Yが生来抱え続けてきた「枷」の存在。その枷が私達夫婦を雁字搦
めにして、身動きが取れない状態であることを包み隠さずに伝えたのです。

その上で、Yにどのようなアプローチをすべきか、意見を求めました。

お二人の性格はそのままアプローチの仕方にも現れました。

Aさんは何よりもまず、Yと会うことを望みました。
私の友人という紹介でも構わない。まずは会わせてもらって、
そこからアプローチをしたいと、携帯電話の番号とともに申し入れ
てきたのです。

Kさんは、メールを通じて私とYを取り巻く枷について尋ねること
から始めました。一頻り枷について聞きおえたKさんは、Yの性欲について
尋ねて来ました。私は返答に困りました。今までYが性欲の高まりを見せるような
気配も、自慰をしている素振りも見せなかったのです。

Kさんにそう伝えると、まずはYについて、ご主人が良く理解した方が
良いとの忠告を受けたのです。

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