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Yの性欲5

想像の中のYは、夏の出勤姿でした。
フリルの着いた光沢のある白いサテンのブラウスと、グレーのミディ丈の
ペンシルスカートを身に着け、大きな革のトートバッグを肩にかけていました。

Yはスシ詰めの満員電車の中で痴漢されていました。
電車の隅へと追いやられ、二方を壁に囲まれた雑踏の死角のような場所で、
Yは羞恥心から声を上げることも出来ず、尻を触られていたのです。

(どんな男性ですか?とYが質問しました)
私が思い浮かべていたのは、几帳面そうなサラリーマンでした。大手企業でそれなりの
地位にあるような男で、外見からはとても痴漢をするようには見えない。そんな男が、
素知らぬ顔をしながら、Yの体を弄んでいるのです。

サラリーマンは、Yの背中に胸を密着させ、手にかけたジャケットで巧みに周囲の視線から
逃れながら、執拗にYの尻を弄び続けました。

そこまで話した時、私は完全に勃起していました。
私がゆっくりペニスをしごき始めると、Yも興奮したのでしょう。
ゆっくりとささやかな胸を揉み始めました。

私はペニスをしごきながら話を続けました。
Yが抵抗しないことを確かめたサラリーマンは、スカートのホックを外し、
チャックを下げると、大胆にもスカートの中に手を入れてきたのです。

(抵抗しなかったのですか? とY)
Yは抵抗しようとしましたが、「恥」の意識と、「恐怖」が先だって、僅かに身じろぎをする
他には何も出来ません。救いを求めて電車内に必死に視線を送りましたが、皆は上の空で、
Yが痴漢の指に嬲られていることなど、誰も気づいていなかったのです。

痴漢はゆっくりと、下着の上からYの尻を撫で始めました。
Yは小柄な幼児体型ですが、尻だけが98㎝と、人よりも大きいのです。
その大きな尻を、痴漢は慣れた手つきでなで回しています。Yは幾度か体勢を入れ替えて
逃れようとしましたが、痴漢は巧みに二方の壁にYを押しつけて身動きを取れないように
していたのです。

ベッドの上で、Yが小さな吐息を漏らしました。
Yの顔は、薄闇の中でも完全に紅潮しているのが解りました。
その場面を想像して感じているのでしょう。硬く閉じた太ももの内側に、右手を差し入れて
クリトリスを弄り始めたのです。

(痴漢はそれからどうした?)と私はYに尋ねました。
Yは上気した顔で、(ショーツの中に指を入れて、スリットを撫でてきました)と答えました。
(同じようにしてごらん)と私がいうと、Yはゆっくりと濡れそぼった女性器を撫で始めたのです。
すぐにクチュクチュという水音が聞こえました。発情した女のニオイを漂わせるYの姿に、私も
つられるように欲情が高まっていました。溢れてくるカウパー液で手がべとべとになっていたほど
でした。

(もっと聞かせてください)とYが発情した声で先を促しました。
その先の想像は、潔癖なYに聞かせるのを躊躇するものでした。しかし、こみ上げる熱気に
浮かされたように、浮かんだ想像をYに聞かせたのです。

痴漢はYの女性器を嬲りながら、Yの尻にペニスを押しつけてきました。
そして腰を動かし始めました。ちょうどYの尻の割れ目で、ペニスをしごいているような形に
なったのです。一頻りYの尻の感触を楽しんだ痴漢は、我慢が出来なくなったのでしょう。
チャックを下ろし、生のペニスを直接Yの尻の割れ目に当ててきたのです。そしてゆっくりと
腰を動かし始めました。

(私のお尻、気持ち良いですか?)とYが潤んだ声で尋ねました。
私は、今であれば、Yと一体感のあるセックスが出来るかもしれないと思いました。
私が体を起こし、Yに近づこうとしたときです。ふと、Yの表情が我に返ったのです。
私(現実)が近づくことで、妄想が解け、発情の熱が醒めかけているのが解りました。

私は体勢を入れ替えただけのように装い、言葉を続けました。
(痴漢のペニスはどんな感じ?)と私は尋ねました。(熱いです)とYは答えました。
(凄く熱くて下半身が溶けそうです)そう言いながら、Yの指は激しさを増していきました。
やがて、軽く逝ったのでしょう。下半身をビクンと大きく痙攣させました。

私は言葉でYを責めながら、これまでになかったほどの
一体感を感じていました。私の妄想の中でYが痴漢に嬲られていました。
そして現実のYも私と同じ妄想を見ていました。その時のYは現実世界に存在しながらも、
同時に私の妄想の中で痴漢に責められることを体感していたのです。

その時の私達は妄想を通じて一体化していたのです。

私はなおも言葉を続けました。
痴漢は一頻りYの尻を楽しんだ後で、Yの左手を掴みました。そして、抵抗がないのを確認
すると、自分の下半身へと導きました。灼熱したペニスを握らせたのです。そしてYの手を使って、
自分のペニスをしごき始めました。

(痴漢のペニス、しごいてごらん)と私は言いました。
Yは再び熱に浮かされたようにスリットを撫でていました。私の声に促され、左手で宙のペニス
をしごき始めました。(熱いです)とYが漏らしました。想像の中で、Yが痴漢のペニスをしごいて
いるのが伝わって来ました。

私はもう限界でした。幾度も限界寸前までしごき、ペニスの根本を強く握って
堪えていました。それでもかなりの量の精液が漏れ、ベッドを濡らしていたのです。
(逝くよ)と私は言いました。Yは、(私も逝きます)と応じました。

私は恥を忘れたように、Yの痴態を見ながら、ペニスをしごきました。
Yも、私を見ながら狂ったように女性器を撫で続けました。

そして私とYは同時に全身をビクビクと振るわせながら絶頂を迎えたのです。

今まで、幾度もYとは体を重ねていました。
それでも、この時ほどYと一体になったことが感じられたことはなかったのです。

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