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Yの性欲10

ある週末の夕方でした。私はKさんのアドバイス通り、相互オナニーの
妄想として、Yを性の熟達者に貸し出す、という妄想をYに持ちかけたのです。

それまでの相互オナニーで様々な妄想を共有してきた成果でしょうか、
Yはそれほど抵抗なく受け入れてくれました。

それまでO嬢の妄想で、「共有」や「背徳の館で調教を受ける」という形はありましたが、
特定の誰かに貸し出して調教してもらうというのは初めてでした。そのせいか、Yは最初、
あまり上手く想像出来ないようでした。

私はまず、Kさんのイメージを伝えました。
五十代の男性で、幾人もの女性を調教してきた性の熟達者。厳しく躾けるよりも、
明るいアプローチで接するタイプのS男性のイメージを伝えたのです。そのイメージによって、
Yの想像力が働き始めました。しかし、Yの妄想は、私が考えていた物とは違った方向へと広がっ
ていったのです。

私はKさんに調教されるYの姿を想像させようと考えていました。
しかしYが想像したのは、50代のKさんよりさらに年配の男性でした。知的な教育者タイプで、
じっくりと時間と手間を掛けて諭しながら、快感をもって女性の心と体を解放し、自分の意思で
プレイを受け入れるような調教をするタイプだったのです。

私は、(彼はどんな調教をするだろうね?)と尋ねました。
Yは、(目隠しをされ、手首を拘束されてお布団の上で責められます)と答えたのです。
その男性は、全裸のYの足を開かせて、その間に座ると、クリトリスを右手で刺激しながら、
左の指でYの膣を探っているのです。

やがて、男性の指がYの気持ちが良いスポットを探り出します。
(現実のYも、膣内の気持ちが良いポイントを指でなで上げます。)
男性は、(嫌らしい声が出て来たね)や(良い表情をしているよ)などと言いながら、
なおもYの膣のスイートスポットの刺激を続けます。

私は男性になりきって、(これから奥さんとは長い付き合いになるからね)と、言葉で責めました。
(私のペニスで中で逝くことを教えてあげる)と囁くと、Yが大きく溜息を漏らしました。

その日を皮切りに、私達は何度か「貸し出し」のイメージで相互オナニーをしました。
中でもYが感じたのは、(私と奥さんと新婚生活だからね)(お互いに愛し合って大好きになって
いくんだよ)というような、背徳をにおわせる言葉で責めた時でした。(それらは私がアダルト
ビデオのセリフから拝借したものでした)。その時のYは感極まって、僅かですが潮を噴いた
のです。

…奇しくも、Yが想像した男性像はNさんそのものでした。
そして私がイメージして演じた男性もまた、Nさんだったのです。

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