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Nさんの帰還

私とYは、相互オナニー以上に進めず足踏みしていました。
こればかりはKさんに相談しても、どうにもなりませんでした。

この時点で、Nさんが消息を絶ってから半年ほどが経っていました。
私は季節の変わり目や、Yとの関係に僅かな変化が起きた時など、折に触れてNさんに
メールを送っていましたが、1度たりとも返答が返って来ることはありませんでした。

Nさんはもうネットからは去ってしまったのだろうか?
一抹の寂しさを感じていた年初のことでした。メールボックスにNさんからのメールが
届いていたのです。そこには、今まで連絡を出来なかった旨の、お詫びの言葉が述べられ
ていました。

私は即、無事を喜ぶ旨を返信しました。
Nさんからもすぐに返信が返って来て、再びNさんとのやりとりが始まったのです。

Nさんのメールによれば、奥様を共有していたご夫婦と、より密な関係を築くため、
寝取られに関連する交流を断っていた、とありました。それは、関係をさらに進める上で、
お相手の旦那様から求められたことだったそうです。その意味するところは、お相手の
旦那様が関係を進める-より深い調教を望むことをNさんに伝えた上で、Nさんの覚悟を
問うたのでした。そして、Nさんはそれに応える形で、奥様に専念するために交流を絶った
のです。

私は空白期間に何があったのか、詳しく知りたいと思いました。
しかし、それはお相手夫婦とNさんとの密事に関する事柄です。
それ以上他人である私が詳しく尋ねることは憚られました。

その代わりに、「メールをいただけたということは、
ご夫婦との関係が終わったと考えてよろしいのですか?」と尋ねたのです。
Nさんは、「先日終わりを迎えました」と答えました。

Nさんは元々、奥様が35歳を迎える前に関係を清算するつもりだったと
話してくれました(それはご夫婦との最初の約束でもあったそうです)。35歳という年齢が、
母胎の老化が出産に影響しないリミットなのです。それを過ぎてしまうと、高齢出産となり、
胎児に様々な影響が出る可能性が大きく高まるとのことでした。リミットに至る前に、奥様には
女としての悦びを出来うる限り経験して欲しいという思い-それがNさんがネットから姿を消した
原因でもあったのです。

無論、お相手夫婦は関係の継続を望みました。Nさんとの淫らな関係がない生活は、
お相手夫婦にとって考えられぬようになっていたのです。案の定話はこじれました。
しかし、最終的には「親になって欲しい」というNさんの説得が通じ、ご夫婦は関係の解消を
受け入れたのでした。

コメント

期待しています

他のブログのようにNTR話に終わらず、心の闇をも出され非常に面白い(?)です。
熟達者のNも戻って来られ、今後奥さんがどのように調教され変貌していかれるのか興味深く楽しみにしています。

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Re: 期待しています

> 他のブログのようにNTR話に終わらず、心の闇をも出され非常に面白い(?)です。
> 熟達者のNも戻って来られ、今後奥さんがどのように調教され変貌していかれるのか興味深く楽しみにしています。

私もYも、様々な経験を通じて思いがけない変化を遂げた部分もあります。
少しずつ書いていきますので、気長にお付き合いいただけると幸いです。

Re: No title

み-さんへ

感情移入しながら読んでいただけるのは嬉しいです。
少しずつ書いていきますので、気長にお付き合いください。

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