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Yが共有妻になった日3

その写真は、Nさんと花嫁(寝取られ夫婦の妻)の初夜のものでした。
発案者である夫は、別室で悶々とした夜を過ごしたとのことでした。

その写真を見て、Nさんの求める「共有妻」が何か、解りました。
プレイではなく、愛し合う男女としての情交。それこそがNさんの
求めるものだったのです。

Yはその写真になにか感じる物があったのでしょう。食い入るように
見詰めていたことを思い出します。

しかし、その時の私は、「共有妻」という関係に難色を示しました。
一時的な寝取られならともかく、Yを自分以外の他人と、ましてや妻として
共有するなど考えられなかったのです。

Nさんはその時、それ以上追求することもなく、こういう関係もあると
覚えておいて欲しい、とだけ言って、棚上げになっていたのです。

…共有妻が再び提案された。
恐らくここが関係の分岐点でした。進むか戻るか、覚悟を求められたのです。
断ればこの関係が終わることも薄々と感じました。さりとておいそれと受け入れら
れぬ提案です。

私はNさんとの関係を一旦見直すため、3週間の冷却期間を設けることを提案しました。
会わない期間を設けることで、自分たちの気持ちと、改めて何のための寝取られなのか
を整理したかったのです。

Nさんは、「解りました。良く考えてみてください」と
拍子抜けするほどあっさりと提案を受け入れてくれました。

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