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結婚して半年ほど経った頃からでしょうか。

Yが他の男に抱かれている夢を頻繁に見るようになりました。
夢の中のYは、普段の受け身-言い方は悪いですが、人形のように
受け身なYではありません。性の悦びを求め、媚びた笑みを浮かべつつ、
自ら男のペニスを口に含むメスそのもののYでした。

…それは、以前私が見た光景そのものでもあったのです。

私が歪んだ性癖を持つに至ったのは、学生時代の経験が
影響しています。当時付き合っていた女性が浮気相手とセックスをしな
がら電話をしてきた(学生時代、付き合っていた女性の様子がおかしくなったことがあり、
ある夜かかってきた電話の向こうで彼女が浮気相手とセックスをしているような様子
(荒い息づかいなど)を感じ取る。しかし彼女を失うことを畏れ、追求せずに付き合いを
続けた)ことに根があるのは否定出来ません。

幾度も当時の彼女が他の男に抱かれている夢を見ました。
セックスをしながら、他の男に抱かれている姿を想像し、
異様な興奮を覚えました。

しかし、当時の彼女が相手の時はそこまでで、それ以上性癖が発展
することはありませんでした。当時の彼女に寝取られの性癖を話したり、
実践したりする-言い換えれば弱みを見せることは、私のプライドが許さ
なかったのです。

そのかわりに歪んだ性癖が芽吹いたのは、次に付き合った女性の時でした。

真面目で大人しい子でした。
彼女には夢がありました。特殊学級の保育士になるのが幼い頃からの
夢で、アルバイトをしつつ学んでいる、夢に向かって着実に歩んでいる
努力家でもありました。

モラルが高く、「愛のないセックスはありえない」という点では、
Yと同じ感覚を持っている、似たタイプの女性でした。

恋人として申し分のない女性でした。

…しかし、夢に見てしまうのです。
彼女が他の男に抱かれている夢を。

…想像してしまうのです。
彼女とセックスをしながら、彼女が他の男に抱かれている姿を。

悩んだ末に彼女に打ち明けました。
「信じられない」と言われました。「別れたいの?」「私に飽きたの?」という言葉や、
「遊びで付き合ったの?」など、心をえぐる言葉が返ってきました。

まともな道徳観を持つ女性ならどれも当然の言葉です。

私は、このような思いを持つまま付き合うことの苦しさや、
愛情があるからこそ、他の男に抱かれている姿が見たいという
ことを話しました。

「他の男では感じない。だから行為自体に意味がない」
「他の男に興味はない」「あなただけで良い」
と彼女は拒絶を続けました。

しかし彼女は優しい女性でした。

最終的に、
「あなたが望むなら」
「他の男に抱かれた私を汚いと思わないで欲しい」
という言葉とともに他の男に抱かれることを受け入れてくれたのです。

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