NさんはしばしYの様子を伺っていました。
やがて、静かな声で「ソレを女性器にあてながら、
”牝”が求めるモノをゆっくりと思い浮かべてごらん」と促しました。
Yは素直に従いました。
腰に枕を当てると、背をもたれるようにしました。そしてM字に脚を開きました。
無毛の女性器は、まるで熟した水蜜桃のように濡れそぼり、溢れ出た透明な密は
尻を伝い、布団に水たまりのようなシミを作っていました。
Yは最初、ディルドの先端でゆっくりと、まるで自分を焦らすかのように
割れ目を撫でていました。数度の往復ですぐに我慢が出来なくなったのでしょう。
濡れそぼった膣へとゆっくり挿入していきました。その時の光景はなんとも言えぬ
ものでした。曇りガラス越しに覗いているかのように、Yの薄桃色の膣の内部がディルド
越しに透かし見えるのです。
Yは次第に自慰に没頭してきました。
手首のスナップを効かせ、抽送を繰り返す手の動きが乱暴なほどに速
くなっていきました。すぐに透明なディルドはYの白濁した多量の愛液にまみれ、
同様に泡立つ愛液にまみれた膣口と一体になっているようでした。
Yの異常な昂ぶりの源には、脳裏の妄想は勿論ですが、
私達に見られながら自慰をしている、という、一種の被虐的な快感が
あったに違いありません。
やがて、Yの理性、モラルの鎖が破断する瞬間が訪れました。
Nさんが静かに「”牝”の求めているモノを
見せてごらん」と再び促したのです。
Yは、荒い呼吸のまま四つん這いになりました。
枕に顔を突っ伏し、こちらに尻を向けた状態になると、
彼女は人一倍大きな尻を両手でかき開き、白濁に濡れた女性器を露わにしな
がら、「お二人で愛してください」と哀願したのです。
私は信じられないモノを見ている気持ちで、言葉が出て来ませんでした。
普段のYからは-人一倍モラルが高く、羞恥心の強いYからは到底想像も
出来ない女が、いや…完全に理性が溶けた”牝”がそこにいたのです。