2ntブログ

記事一覧

刹那の悟り10

Nさんは「それは、輪姦して欲しいということですか?」
と、Yの真意を尋ねました。

Yは、「…ああ」と溜息を漏らしたっきり、しばらく何も言いませんでした。
白濁したバイブが女性器から抜け落ち、布団の上にぼとりと落ちました。
後を追うように、ぽっかりと開いた膣口から透明で粘着質な愛液が滴り落ちました。

やがてYは、「そうです。私の体で気持ち良くなってください」とはっきりと言ったのです。
その姿はまるで、白濁に濡れた女性器が、心の内にある言葉をそのまま発している
ように見えました。

以前、「告白」というエントリーで触れた通り、Yは幼い頃から様々な
妄想をしてきました。少女のような無垢な顔の下で、歪んだ性癖を
長い年月をかけて育んできのです。

中でも特にYの中に根強く育ってきたのは”輪姦願望”でした。

それは、Yと「相互オナニー」を重ねてきた私がもっとも良く解っていました。
Yの妄想は複数の男たちの欲望のままに、性処理玩具のように体を弄ばれる
モノが多かったのです。

例えばある日の相互オナニーでは、「電車で痴漢に遭う」
というテーマを私が設定しました。

最初の内は電車の中で痴漢に弄ばれる想像でした。
やがて、Yの想像力が羽ばたき、「痴漢に公衆トイレに連れ込まれる」という
シチュエーションへと展開していきました。

想像の中で、Yは薄汚い公園の公衆トイレの男子便所で痴漢に犯されました。
便器に座った中年サラリーマン風の痴漢に背面座位で犯されている時、
(痴漢は私が演じていました)個室のドアをノックする音が聞こえました。
(私が広げた想像です)

痴漢になりきった私は「見てもらおうか?」と尋ねました。
無論Yは拒みました。しかしYの惚けたような表情や、激しい指使いから、
見られていることを想像しているのは明らかでした。

私は鍵を開けました。外にいたのはスエット姿の若い男でした。
驚いている男に「この女はこういうことが好きな淫乱なんですよ」と説明し、
Yの胸を触ることを許可しました。-私はそこまでで終わらせるつもりだったのです。

しかし、Yの想像力は暴走し始めていました。
Yの想像の中で、若者は無言でYの頭を掴むと、口の中にペニスを突っ込み、
いわゆるイラマチオをさせたのです。

しかし、そこがYの想像のクライマックスでもありました。
その先を想像させようと水を向けても、イラマチオ以上の行為へと
発展することはなかったのです。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 最高の人生

ともさん

ご覧いただきありがとうございます。
マイペースで更新して参りますので、
気長にお付き合いください。

またおいでください

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

mitsu

Author:mitsu
当サイトの著作権はmitsuにあります。
文章の無断転載、引用等はご遠慮ください。

カウンター

全記事表示リンク