「旦那さま」に対する妄想が成長していくのと同時に、
Yには、性に対するもうひとつの大きな変化が起こっていました。
Yに投稿誌を見せてくれた友達は、Kという名の女の子でした。
Yが小学校にあがった時、Kは父の転勤でYの家のすぐ近くの一軒家に越してきました。
近所ということもあって、何となく話すようになり、それ以来、ずっと友人として過ごしてきた
幼なじみでした。
Kはおっとりとした性格の優しい女の子でした。そこが引っ込み思案だったYと性格が合った
のでしょう。柔和な面立ちで、年齢とは不釣り合いなほど大きな乳房を持つ(小学校高学年の時は
すでにDカップあったそうです)早熟な女の子でした。性経験こそなかったそうですが、兄の影響で
既に性には目覚めており、オナニーの経験も豊富だったそうです。
Yに対し、道具を使ったオナニーの手ほどきをしたのもKでした。
Kが普段していいるように、ラムネの容器でのオナニーや、フェラチオの仕方。枕や、
布団に跨ってのオナニーなども、KがYに手ほどきをしたのでした。
それだけではなく…。
直接性の手ほどきを行ったのも、Kだったのです。
YとKは、Kの兄がいない隙を見計らって、幾度も投稿誌を盗み見していました。
最初はただ2人で写真を眺めているだけでした。秘密の遊びを共有しているような感覚
だったのです。やがて、オナニー慣れしているKはただ見ていることに我慢出来なくなったの
でしょう。Yと一緒に投稿誌を見ながら、股間をモゾモゾと触ってオナニーを始めました。
そして、Yに見詰められていることに気付くと、1人でするのは恥ずかしい。一緒にして欲しいと
Yを促しました。その言葉でYも股間を触ったのです。
後で思えば、それが相互オナニーの原型だったのかもしれません。
2人でオナニーをするのが当たり前になっていきました。ベッドに背を預け、2人で股間を
触って昂ぶっていき、呼吸を合わせて同時に絶頂を迎える。淫らな一体感は、幼い2人を
虜にするに十分な刺激でした。
無論、好奇心旺盛な子供達がそれだけで済む訳はありません。
最初は服を着たまま行っていたオナニーでしたが、やがて、Kが服を脱いで行ったのを期に、
(胸を直接刺激してより感じるためだったそうです)全裸でオナニーするのが当たり前となりました。
(小学校高学年にして、Kはすでに陰毛が生えそろっていたそうです。Yは無毛だったのですが)
それと前後して、お互いのオナニーを見せ合うようになっていきました。見られながらオナニーしている
という羞恥が興奮に繋がることに気付いたのです。